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【今ココ】マインドフルネスで引き寄せる理想の自分【感情の主へ】

瞑想 マインドフルネス 禅

これからの世界は自由に生きる勇気を持って、行動する人が時代の流れを掴むそんな事が色々な所で言われるような世の中になってきている様な気がしますね。
それを象徴するような言葉として、、、

  • やりたい事で生きてゆこう
  • 風の時代の始まり
  • 終身雇用制度の崩壊
  • ベーシックインカム

しかし、実際には自由を手にするという事は全ての責任を自分で抱えることであり不安定に揺らめくリスクに自分で対応していくという側面も合わせ持っています。

僕自身も個人事業主となり、安定的に給料という形で収入を得ていた頃と違い、日々の需要と供給の関係にダイレクトに左右される立場となりました。

自立したことによる自由を感じながらも、度々押し寄せる不安に翻弄される日々を過ごしていました。

そこで不安やストレスをコントロールする為に、色々な方法を模索していたところ。
マインドフルネスを習慣にする事で様々なポジティブな効果を得られる事が実感出来ました。

マインドフルネスで得られること
  • 生活力の向上
  • 感情のコントロール
  • 効果的に自分と向き合う時間が得られる
  • 感受性を高める
  • 理想の自分へ近づく

このような効果が得られる事で、今の自分から理想の自分への道筋が鮮明に見えてきます

マインドフルネスを毎日の習慣とし、訓練を続けることで毎日の充実感や積み上げ力が変わってくると思います!

今の自分を見つめ直し効果的に理想の自分への歩みを進めていきたい人はぜひ読んでみて下さい!

目次

マインドフルネスで脳の構造が変わる

脳は今まで訓練や使い方で変化するものではないと考えられてきました。

しかし、脳には経験や思考の癖によって脳の構造が変わってくる神経可塑性(かそせい)という性質があり、その性質により日頃の行動や感情に偏りが出てくると言われています。

脳の構造を変える神経可塑性とは?

それではその神経可塑性とは一体なんなのでしょうか?

それは毎日の習慣や思考により分泌された神経伝達物質によってそれを受ける神経細胞が鍛えられ、より楽に素早く反応することが出来るようになる。

いわば学習の仕組みとも言える性質のことを言います。

繰り返し練習することで簡単にその動作が出来る様になっていくのは、この性質のおかげということですね。

しかしこの性質はネガティブな思考の癖がある人は刺激に敏感に反応しネガティブな感情を呼び起こします。

その逆に、ポジティブに反応しやすい脳の構造に変えていくことも出来ます。

それでは、どのようにポジティブ脳に変えていけばいいのでしょうか?

理想の思考をする為にはどうすればいい?

その為に必要な事が、外的要因に左右されないように感覚に意識を向けたり、主体的に想像力を働かせることによって脳の神経伝達物質をコントロールすることです。

その訓練を続けることによって、神経可塑性を利用し自分の理想の思考をしやすい脳の構造へ造り変えてゆくことが出来ます

その訓練としてマインドフルネスがオススメなので、ぜひ取り組んでみてください。

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、今ココにあるモノへ感覚を集中させることで過去や未来へ意識が流れてゆくことを止め、不必要な思考をストップし理想的な思考からあるべき自分へ移行させるための技術の事を言います。

それでは実際にやってみましょう!

マインドフルネス実践方法

まずは次の手順でマインドフルネスを行っていきましょう。

  1. 楽な姿勢で座り
  2. 軽く目を閉じてリラックス
  3. 繰り返される呼吸のリズムに意識を向けていきましょう

そして次に意識を下に向けていきます。

足先の感覚に意識を向けて、だんだんと下半身から緩んでくるイメージを持って上半身へ上がってきます。

雑念が入って意識がブレたら、ブレた感覚を感じながらもう一度足先からスタートします。

始めは上半身まで上がってこられず、時間ばかりが過ぎていくと思いますが焦らずゆっくりとリラックスさせていきましょう。

この呼吸とリラクゼーションによって体を緩めて行くことが心を手なずける始めの一歩になります。

はじめは上手くリラックス出来ないかもしれませんが自分に優しく、ゆっくりと練習していきましょう。

もし雑念が入って、帰ってこられなくなった時には次の方法を使って抜け出してください↓

雑念から抜け出す方法
  1. 雑念が入ったことに気づく
  2. 目の前に小川をイメージする
  3. 川上から流れてくる葉っぱをイメージする
  4. その葉っぱに雑念をのせる事をイメージする
  5. 雑念をのせた葉っぱが川下へ流れていく様子を見つめる
  6. 意識を呼吸に戻す

この流れで雑念を流すことで意識を戻すことが出来ると思います。

それでもまたすぐに雑念が湧いてくるようでしたら今度はマントラを唱える事をオススメします。

マントラは調べるとサンスクリットのカッコいいものがいっぱい出てきますが目的が雑念から意識を離す事なので、好きな言葉を唱え続けることでも大丈夫です。

口を動かし、ひとつのことに意識を集中させると他のことが頭に入らなくなってきますので脳の再起動としてマントラを唱えてみてください。

そして、雑念が落ち着いたらまた呼吸に意識を集中させることから始めましょう。

マインドフルネスの目的とは

マインドフルネスは、自分の頭の中にいるもう一人の自分に脳を乗っ取られないようにする為に訓練を重ねます。

そうすることで、自分の雑念に感情を支配されなくなり自分の思考を自分で選択することが出来る様になってきます。

すると、自分の理想の思考を自分の判断で選択することが出来る様になり神経可塑性(しんけいかそせい)の性質を利用し、より良い自分を簡単に引き出せるようになってくるのです。

心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。
心理学者 ウィリアム・ジェームズ

マインドフルネスと瞑想の違い

マインドフルネスとは、理想の思考を得るために今ココの感覚に意識を集中させ、自分の思考を選択し、神経可塑性を利用することで思い描く自分を引き寄せる事を目的としていました。

瞑想は今ココの感覚に意識を集中させ、呼吸とリラクゼーションを深めていく事は同じなのですが瞑想は目的が脳のゴミを取り除くという事であり、重きを置いている場所が違うのです。

脳には意識を集中していない時ほど、次に来る事柄に備えてエネルギーを使い疲労してしまうという性質があります。

この脳のアイドリング状態のことを、DMN(デフォルトモードネットワーク)といいます。

脳のアイドリング機能、DMN(デフォルトモードネットワーク)

DMN(デフォルトモードネットワーク)には、脳の思考を整理したりとっさの出来事に対応する為の準備など、なくてはならない脳の機能にはなるのですが問題はこのDMNが脳の活動エネルギーの60%~80%を占めているという事です。

この機能により、仕事に集中していた日よりも意外と休みのダラダラと過ごした日のほうが疲れがあったりするのだといいます。

この機能を効果的に利用するために必要な事が思考のオンとオフのメリハリをつけることです。

その方法が観察瞑想と集中瞑想です。

観察瞑想のやりかた

まず、オンにする場合には観察瞑想を行いましょう。

方法は、ゆったりとした姿勢で呼吸を続け雑念が湧いて来たときに、雑念が湧く様子を観察するような意識を持つことです。

ここで雑念をなくそうとするのではなく雑念の流れる様子を観察する意識で瞑想を行いましょう。

集中瞑想のやりかた

そして、オフにする時には集中瞑想を行います。

集中瞑想は、意識を呼吸や体の一部に集中させ、雑念を集中された意識によって湧き起こらせないようにする瞑想方法です。

この集中瞑想を行うことで、脳のエネルギー消費を抑え効果的に脳のリソースを割くことが出来るのです。

歴史的偉人の瞑想方法

乱世の中、志を全うする為には、恐怖や不安を克服し勇気を持って行動することが必要でした。

しかし歴史上の偉人も人の子、恐怖に負けそうになったり不安にかられて身動きがとれなくなることももちろんありました。

その時自分の心の中の声に負けないために、空の境地を目指し様々な方法で瞑想を行ったといいます。

坂本龍馬も、司馬遼太郎の竜馬がゆくの中で立禅という歩きながら様々な妄想に心を乱されない為の瞑想を行っていた事が描かれていました。


竜馬が十五歳のころ、当時若侍のあいだではやっていた座禅を軽蔑し、

──すわるより歩けばよいではないか。

とひそかに考えた。禅寺に行って、半刻、一刻の座禅をするよりも、むしろそのつもりになって歩けばよい。いつ、頭上から岩石がふってきても、平然と死ねる工夫をしながら、ひたすらにそのつもりで歩く。

岩石を避けず、受けとめず、頭上に来れば平然と迎え、無に帰することができる工夫である。
最初は、襲いかかる岩石を空想し、むしょうにこわかった。

十五歳から十八歳ごろまでのあいだ、いつでも竜馬の念頭に、この岩石があった。
しかし十八歳になったころ、これがばかばかしくなった。

(自分でつくった岩石に、自分がおびやかされているばかがあるか)と、やめてしまった。

司馬遼太郎.竜馬がゆく(一)(文春文庫)(Kindleの位置No.307-314)..Kindle版.

最後にばかばかしくなってやめたとありますが(笑)

それでも歴史上の偉人でお尋ね者になり、京都で命を狙われながらも妻のお龍と手を繋いで歩き回っていた心臓に毛の生えた様に見える龍馬も、若い時にはこうして恐怖や不安を克服する為に色々な事をしていた事は、新しい事に取り組もうとする自分に勇気を与えてくれますね。

大器量の者でも、初陣ではこうだったのだ。むしろ大器量であればあるほど、初陣のときの惑乱ははげしいかとおもわれる。小勇小才の者は、物事のたかをくくり、要領よく立ちまわって案外動じないかもしれない。

司馬遼太郎.竜馬がゆく(一)(文春文庫)(Kindleの位置No.3051-3053)..Kindle版.
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今ココの習慣でブレない心を手に入れよう

日々生活を送っていると、様々な出来事と出会い思考に偏りが出来てしまいがちですよね。

それでもより良い自分であり、外部要因に引きずられず毎日をモチベーション高く生きるために、経験と反応の間に隙間をつくり自分の思考を主体的に選択することがとても大切になってくると思います。

その為の習慣、修行としてマインドフルネスを日々のルーティーンに取り入れてみましょう。
きっと自分の心に素直になっていく実感がだんだんと湧いてくると思いますよ。

脳が変わると、人は変わる。

それは科学で証明された真実だ。

でも、もっとすごい真実は、心が変わるとすべてが変わるということだ。

世界に対する自分の見方が変わるだけでなく、自分に対する世界の見方が変わる。

そして自分に対する世界の反応が変わる。

ジェームズ・ドゥティ.スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック(Kindleの位置No.1686-1688).プレジデント社.Kindle版.

最後に

今はものすごいスピードでテクノロジーが発達し、やりたい事が叶えられやすくなった一方、動かないでいると相対的に自分の価値は下がり、気がつくと自分の居場所がなくなってた、、、

なんてこともあるかもしれません。

動くことも動かないこともリスクである今の時代で後悔ない選択をする為に、今一度自分と向き合う時間をつくり、より良い未来を思い描いてみませんか

きっと奇跡が近づいてくることを実感することが出来ると思いますよ。

わたしが教えたマジックには威力があるの。

いい方に使えばいいけれど、準備のできていない人がその力を使うと誰かを傷つけたり、痛みを引き起こしたりするの。

それと、これも覚えておいて

現実をつくるのは、あなたの考えよ。あなたがやらなければ、誰かがあなたの現実をつくることになる

ジェームズ・ドゥティ.スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック(Kindleの位置No.1415-1417).プレジデント社.Kindle版.
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