未来の自分が今より良い状態で人生を楽しんでいるかどうか、それは今の習慣が決めていると思います。
自分の理想を形にする為に、いま受け持っているタスクをより高いパフォーマンスでこなす為に、自分が始めてみてこれはオススメしたいと思える習慣を紹介していきたいと思いますので、将来に向けて今何をすべきかわからない人。
毎日の習慣を変える事でやりたい事が見えてくると思いますので、今の自分を変えたい人、ぜひこの記事を参考に習慣を組み立てていってみて下さい!
朝のジョギング
まずは身体を起こすためにも、目覚めた後は外を走ってみましょう。
運動の習慣がない方は、まずはウォーキングでも大丈夫です。
朝陽を浴びることで体内でセロトニンが生成され、自律神経が整い、気分が落ち着いてきます。
セロトニンは一日の終わりにメラトニンに変わる性質もあり、メラトニンは覚醒状態から睡眠に入るために必要なホルモンなので、朝の活動は睡眠の質にも影響があります。
そして、少し負荷の高い運動をすることでやる気ホルモンと呼ばれるドーパミンが発生し、一日に前向きになることも出来、一日の始まりのルーティーンとしては欠かせないものになっていきます。
有酸素運動には、脳の神経回路の栄養因子であるBDNFの産生を促す効果もあり、有酸素運動をすることで、学習を受け入れる脳の神経の受け皿を整えることが出来ます。
学習をし、脳に定着させるためには学習した内容を神経回路のシナプスに流し込み、神経回路に信号を覚えこませることが必要です。
その為に、既存の鍛えられたシナプスではなく、新生されたシナプスに流し込むことで新しい学習を定着しやすくなるということですね。
ジョギング後の学習
ジョギングでBDNFを産生し、新しく出来たシナプスに学習した電気信号を流し込むことで、効率よく学習内容を定着させることができます。
既存のシナプスに頼って学習をしてしまうと、シナプスは流され続けた信号に慣れるように鍛えられてしまう為、同じような思考回路を辿ってしまいがちになります、そしてシナプスは新生されても使われないものに関しては、エネルギーの節約に従ってプルーイング(刈り込み)が行われてしまいます。
その性質から、毎日の習慣に良くも悪くも頭は慣れていってしまい。
同じような思考回路、行動ベクトル、モノの捉え方をしてしまうということなんですね。
新しい知識、行動、捉え方をする為に、有酸素運動をし脳を活性化させた後は、学習や新しい経験、自身の脳に入社した新入シナプスに仕事を与えてあげましょう。
既存のシナプス達による社内文化に革命を与える為に、ジョギングをし、新入社員を増やし、新しい風を脳内に吹かせましょう。
思考メモ
なにか学びを得るたびに、しっかりとメモに書き起こしアウトプットしておきましょう。
メモは忘れないように備忘録とする機能はもちろんの事、目の前の出来事を文字というデータ量の少ないモノに書き換えることで、物事の抽象化を図ることが出来ます。
出来事を大枠なメモに残しておくことで、ふと見直した時に他の出来事との関連性を見つけやすくなります。
点と点を繋ぐために点はデータ量の多い動画や写真で残すよりも、自身の考えを入れながらメモすることがオススメです。
文字でメモすることで、絵や音などで経験した入力を文字へ変換して出力する過程が生まれます。
そういった他の情報媒体へ変換する作業が、一見別の情報同士であったものを組み合わせ、新しい着想を得る為の能力をアップさせるトレーニングとすることが出来ます。
コピペで抜粋してまとめてネタにするのもいいですが、自分のオリジナリティを入れるためにも自身の言葉でメモ書きをして、溜め込んだメモの中から共通点を見つけ出し、オリジナルな自分の意見をネタにしましょう。
ながら作業をしない
脳内では入力された情報だけでなく、自分の妄想による情報も膨大な量になり、それが原因で脳内の情報が埋もれてしまって、昨日の晩御飯が出てこないみたいな事が起こると思っています。
自分の記憶力の問題ではなく、脳内のゴミのような情報の山が原因で一日の実際の記憶が薄れていってしまうのです。
そのための対策としてながら作業をしないというものがあります。
ひとつの作業に五感を集中させることで、他の思考をシャットアウトする、そのマインドフルネスの状態である事が一日をキチンと生きた充実感にも繋がり、また一日の記憶を鮮明にすることにも繋がります。
妄想をして自身の影響の輪と呼ばれる、影響を与えられる範囲を過大評価し、自身の小ささに落ち込む事も防いでくれます。
自身の目の前の生活を五感を持って体感すること、過不足なく実感することで、自身の出来る事の範囲を明確にすることが出来、無駄に自信を無くすことなく自身の影響の輪を広げる作業に集中することが出来ます。
出来ないことには目を向けない、出来る範囲で集中し没頭することで、自身の影響の輪を広げて出来る事、ステージを上げてレバレッジを効かせより大きなリターンを得られるように積み上げていきましょう。
睡眠2時間前の入浴
睡眠は人生の約三分の一を占めていますが、残りの三分の二の覚醒時のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
そして、逆に覚醒時の活動が睡眠の質を決めてもいます。
朝起きて陽の光を浴びずに一日をスタートしてしまうと、メラトニンの量が足りず夜眠れなくなったり。
日中の活動量が少なく、エネルギーが残り睡眠状態が訪れるのが遅れてしまったり、よりよい睡眠をとり、日中の活動を元気に行うためには睡眠の習慣から逆算し日中の活動を組み立てて、良い一日の習慣を作り上げることが大切になってきます。
そして、寝る為には少しコツがあって深部体温を下げることで覚醒から睡眠へとスイッチを切り替えることが出来るという性質があります。
そのスイッチを切り替える深部体温を下げる為にオススメなのが、入眠時間から2時間前に入浴することです。
入浴することで急激に体温が上がると、身体は体温を下げる様に働きます。
その作用を利用して体温が下がった時間に入眠するということですね。
具体的には入浴2時間後に体温が一番下がると言われているので、それを利用して睡眠の質を上げていきましょう。
そして、睡眠に必要なのが深部体温ということで、熱放散を促すため、手足には靴下などは履かずに寝る様にしましょう。
体の抹消部分から熱は放散されるため、手先足先には履物をしないのがマストです。
最後に
こうして時間を決めて一日を組み立てる事が未来の自分をより良いものにする為に、大切なルールになりますね。
縛りを決めて一日を過ごさないと、人間はどうしても一回崩れてしまうと元の快適な慣れた習慣に戻ってしまいがちです。
物事を習慣化するには3週間が必要と言われています。
何か新しい事を始めてみる時も、3週間を区切りにひとつに集中して行うことをオススメします。
色々な事をしながらだと、この習慣が自分に合っているのかどうかの判断が付きづらいですからね。
3週間集中して極めてみて、楽しく続けられそうなら続けてみる。
楽しく続けられれば、得意になってゆく、得意になれば求められるモノになる。
求められるものは自分の使命になる。
まずは3週間集中して続けて、合わなければ次の習慣、これを繰り返していって自分の使命になるものを探してみましょう。
その為のテクニックとして今日の習慣を参考にしてみてください。